結納品の飾り方|床の間がない家・会場の準備と手順

結納品は、購入したセットの完成写真をもとに、飾る場所と台の大きさを決めて準備します。床の間がなくても、部屋の上座側にテーブルや台を用意する方法があります。自宅か会場か、台が一つか複数かによって準備と受け渡し方が変わるため、両家・取扱店・会場で同じ予定を共有しましょう。

情報確認日:2026年11月3日

和室に白い布を掛けた低い飾り台と、包み布を入れた箱を用意したイラスト
飾り台の広さだけでなく、人が座る場所と品物を運ぶ通路も確保します。

当日までにそろえる3つの情報

  1. セットの完成写真:台の数、飾る向き、目録の置き場所まで分かるもの。付属の説明書も一緒に持参します。
  2. 飾ったときの寸法:横幅・奥行き・高さを確認します。梱包箱の大きさとは別です。
  3. 設置と受け渡しの担当:誰がいつ飾り、儀式中に何を動かすか。会場スタッフに頼める範囲も確認します。

品数や付属品がまだ決まっていなければ、結納品と持ち物の手配で、目録・受書や会場で借りる物を先に確かめてください。

床の間がある家・ない家ではどこに飾る?

上座側を候補にし、飾りの前に座る人と受け渡しの動線まで含めて決めます。入口の近くで人が頻繁に通る場所や、台から飾りがはみ出す場所は避けましょう。

場所置き場所の候補先に確かめること
床の間がある和室候補:床の間の前。部屋の事情や取扱店の案内に応じて、床の間の上を使う場合もあります。確認:掛け物や置物との兼ね合い、敷布、台と人が座る場所の広さ。床の間の上に置くことを、一律の必須・禁止と決めつけないようにします。
床の間のない和室候補:部屋の上座側に、セットに合う台と毛氈(もうせん・敷布)を用意します。確認:台が安定するか、全員が座れるか、立ち座りや品物の受け渡しを妨げないか。
洋室候補:上座側のテーブルなどに敷布を掛け、その上へ飾ります。確認:天板の有効な広さ、ぐらつき、椅子に座ったときの見やすさ。布を引っ張っても品物が落ちないよう裾を整えます。
ホテル・料亭・式場候補:担当者と決めた専用の台や床の間の前。確認:台・敷布の用意、持ち込み可否、飾り付けを頼めるか、設置できる時刻と撤去方法。

床の間が広くても、飾りが座席や入口をふさぐなら配置の見直しが必要です。椅子席にしたい人がいる場合も、席と飾り台を一緒に会場へ相談してください。

一台にまとめるセット・複数の台に分けるセット

関東式・関西式という呼び名だけで、台数や運び方を決めないようにします。まず購入するセットの完成写真を見て、品物・台・目録の位置を取扱店に確かめましょう。地域や家庭、セットの構成により違いがあります。

セットの形準備と当日の確認
一つの台にまとめる台の上に品物が収まるかを確認。儀式で台ごと運ぶ進行なら、持つ位置、運ぶ人、置く先を決め、実際に持てるか試します。
複数の台に分ける台を並べた全体の幅と奥行きを確認。儀式中は台を据え置くのか、品物や目録をどこへ運ぶのかを、進行役と打ち合わせます。

「関西式なら必ず目録だけを渡す」「関東式なら全体を一度に動かす」と一律に決めず、使う品物と当日の進行に合わせてください。目録と受書は取り出しやすい位置に置き、結納返しの品がある場合は、その置き場所も別に確保します。

松・竹・梅の飾りを置くセットの一例

進物の大進は、同店の飾り方として、和室では床柱に近い側から松・竹・梅、床の間のない和室や洋室では上座側から松・竹・梅の順を案内しています。同店の例では、目録は毛氈の上ではなく手前です。手元のセットの構成が違う場合は、購入先の完成写真で位置を確かめてください。

書面の内容や名義は、目録・受書・家族書の書き方へ。地域によるやり取りの違いは、結納の形式と地域差で両家の希望と合わせて確認できます。

飾り付けの準備から当日までの5手順

  1. 届いた品と完成写真を照らす。台、飾り、敷布、目録などの有無を確認します。足りない物や組み方が分からない物は、取扱店に問い合わせます。
  2. 自宅で一度組んでみる。説明書に従って台を組み、完成写真の向きに並べます。手元のセットと写真が違うときは、似た商品の写真で代用せず取扱店に確認します。
  3. 全体の寸法と運び方を確かめる。台を含めた幅・奥行き・高さを測り、会場の台に収まるか相談します。飾った状態も自分で撮影しておくと、当日の復元に使えます。
  4. 移動用に包み、担当を決める。水引や飾りをつぶさず、取扱店の案内に沿って梱包します。持参者、設置する人、目録・受書を持つ人を決めます。
  5. 当日は台と通路を整えてから飾る。安定した台へ敷布を整え、完成写真に沿って設置します。品物の向き、書面の位置、受け渡す順序を進行役と確かめ、空箱や包み布を通路から片付けます。

品物を運ぶ担当者は、当日着る服でも持ちやすいか確かめておきましょう。結納の服装と試着の確認で、袖や立ち座りの点検ができます。

会場へ伝えることと依頼文

「結納で使います」という連絡に加え、次の項目を伝えると、飾り台や手伝いの範囲を相談しやすくなります。

  • セットの完成写真、台数、飾った状態の幅・奥行き・高さ。
  • 持参する物と会場へ頼みたい物。台、敷布、必要なら背景の屏風など。
  • 搬入・設置の時刻、飾り付けと進行補助の可否、追加料金。
  • 儀式中に運ぶ物と担当者、結納返しの有無、空箱の保管場所。
  • 会食へ移る際の品物の移動、撤去時刻と持ち帰りの担当。

結納品を持参して略式結納を行う予定です。購入したセットの完成写真と、飾った状態の寸法をお送りします。設置できる台と敷布、飾り付けを手伝っていただける範囲を教えてください。設置可能な時刻、空箱の保管場所、会食時の品物の移動と撤去についても相談したいです。

結納プランに飾り付けが含まれるかは会場ごとに異なります。見積もりや担当者への確認で、品物の手配と設置の二重依頼を防ぎましょう。会場や進行役が未定なら、結納の準備と当日の進め方で相談項目を確認できます。

完成写真の通りでは台に収まらないときは?

飾りを端へ押し込んだり、支えが不安定なまま重ねたりせず、設置場所を変えられるか会場に相談してください。取扱店には、セット名・完成写真・使える台の寸法を伝え、間隔や並びを調整できる範囲を尋ねます。品物を減らす場合は、両家の合意と目録の内容も確かめる必要があります。

並べ方や会場を相談する際の案内

出典・情報の基準日

情報確認日:2026年11月3日。出典は上記3店の案内。飾る場所や並べ方には地域・家庭・商品による違いがあります。実際に使うセットの説明と、利用する会場の条件を確かめて準備してください。

最終更新日: 2026-11-03

広告