結納に必要な物|品物・書類の準備チェック

結納の持ち物は、両家が選ぶ形式と、金品・書面を何まで取り交わすかで変わります。セットを購入する前に、結納品、現金、目録・受書、家族書・親族書、記念品の有無を決め、会場で借りられる道具も確かめましょう。

箱・封筒・ノートと包み布を用意した明るい机のイラスト

最初に決めるのは「誰が、何を持参するか」

結納品セットに、現金、受書、運搬用の風呂敷や会場の備品まで含まれるとは限りません。購入する品、別に用意する品、借りる道具、両家で省略する物を決めると、買い忘れと二重手配を防げます。

結納に必要な物のチェック表

両家で不要と決めた物まで、すべて買いそろえる必要はありません。品物を双方で交わすか、一方から納めるかが未定なら、先に関東式・関西式と正式・略式の違いを確かめて相談してください。

品物・書面手配前に確かめること
結納品・飾り台形式、品目、組数、飾ったときの大きさを両家で決めます。購入先に、届く品の一覧と台の数を聞き、会場の置き場所に収まるかを確認します。
結納金・返礼用の現金贈る側・受け取る側、金額、返礼の有無と時期を合意します。金封や箱がセットにあっても、中へ入れる現金は別に用意します。
目録贈る品を記す書面です。セットへの付属、筆耕の有無、名義・氏名・日付・金額などの記載、校正と変更の期限を確認します。
受書(うけしょ)金品を受け取ったことを伝える書面です。使うかどうか、必要な通数、誰が注文し、当日誰が持って誰へ渡すかを決めます。
家族書・親族書交換するか、家族書だけにするか、両方省くかを両家で相談します。用意する場合は、載せる人と情報、書式をそろえます。
婚約指輪・記念品交換する場合だけ、品物、箱、飾り台、渡す時点を決めます。指輪の種類や予算を結納品セットに合わせて一律に決める必要はありません。
風呂敷・盆・袱紗・毛氈運搬や受け渡し、敷物に使う道具です。購入品の付属、会場の貸出、持参する人、使用後に持ち帰る人を確かめ、必要な物だけ手配します。

結納金に対して品代を一律に「何割」と決める必要はありません。現金、品代、筆耕、送料・貸出料、会場と食事の費用を合計し、無理なく負担できる予算で選びましょう。

目録と受書は、注文する人と渡す人を別に確認する

目録は贈る品の内容を伝え、受書は金品を受け取った側から渡します。金品を受け取る側が自分で手配するほか、結納品を注文する側が相手用の受書も一緒に頼む方法があります。両家がそれぞれ注文すると重複するため、購入先と担当者を一人ずつ決めてください。

「目録付き」なら受書もある?

目録付きという表示だけでは、受書の付属や筆耕まで含むかは分かりません。注文先へ「受書は付くか、誰から誰宛ての書面か、何通必要か」を確認します。受書を省く場合も、片方だけが用意することのないよう両家と進行役へ伝えましょう。

関東式では、現物を五品・七品に省略しても、目録は九品目で作る慣習があります。届いた品数と目録の行数が違うだけで誤記と判断せず、注文した形式の目録・受書になっているかを取扱店へ確かめます。

書面の氏名や日付は、印刷・筆耕前の見本で確認してください。目録と受書の対応、金額をどう表すか、書面を置く盆の要否も注文先へ相談できます。目録・受書・家族書・親族書の書き方も参照し、実際に使う様式は両家で合わせましょう。

家族書・親族書は、必要な範囲を合意してから

家族書・親族書は、家族や親戚を紹介する書面です。必ず二種類を取り交わすものではなく、家族書だけ、一枚にまとめる、どちらも省略するといった選択肢があります。

用意するなら、氏名・続柄に加えて住所・年齢・職業まで載せるか、別居の家族や親戚をどこまで含めるか、毛筆かパソコン作成かを相談します。学歴や勤務先・肩書き、三親等までの全員を一律に記載する必要はありません。個人の詳しい情報を本人に確かめずに載せず、両家が紹介に必要とする範囲にとどめましょう。

会場のプランと持参品が重ならないようにする

ホテル・料亭などを利用する場合は、「結納品込み」という案内でも、書面・筆耕、盆・敷物、飾り付け、保管や配送まで含むかを個別に確認します。自宅なら、飾る台と広さ、受け渡しに使う道具、飲み物と会食の手配も必要に応じて決めます。

会場のプランに結納品が付く場合

別の店で一式を買う前に、会場へ付属する品と書面の一覧をもらいましょう。受書が別なら一通だけ追加するのか、双方が品を交わすので二通必要なのかを確かめます。家族書を省く合意ができていれば、家族書の筆耕は頼まずに済みます。

  • 会場へ:飾る場所の幅・奥行き、台や敷物の貸出、搬入できる時刻、飾り付けの担当、終了後の梱包を確認する。
  • 注文先へ:品と台の実寸、箱の個数、書面の仕上がり日、配送先・到着日、変更・取消条件を確認する。
  • 両家で:現金・書面・記念品を持参する人、受け渡し前に預かる人、終了後の品物を持ち帰る人を決める。

日時、服装、進行役や会食の準備は、結納・顔合わせの準備で確かめられます。

届いてから当日までの確認

  1. 到着後:品物・台・金封・書面を納品書と照らし、破損、氏名や日付の誤り、頼んだ付属品の不足を確認します。問題があれば使用前に注文先へ連絡します。
  2. 前日まで:合意した現金、受書、記念品を担当者ごとに確認します。箱に収まるかを確かめ、書面が折れたり飾りが潰れたりしない運び方にします。
  3. 当日、始める前:進行役と持参品を確認し、受書や記念品を渡す人の手元へ用意します。会場の貸出品と自分たちの品を区別し、返却漏れを防ぎます。

品物と書面を相談するときの参考

出典・情報の基準日

情報の基準日:2026年10月28日。品物と目録は小田急百貨店、受書はまごころ結納本舗、家族書・親族書は三越伊勢丹の上記案内。運搬・受け渡しの道具と会場別の準備は進物の大進「結納準備」(関西式の案内)も参照できます。地域・家庭の慣習により必要な物は異なるため、実際の品と書面、会場の備品は利用先へ確かめてください。

最終更新日: 2026-10-28

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