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葬儀と告別式の喪主の挨拶

出棺の儀式である「別れ花」や「釘打ち」についての紹介や、喪主の出棺の挨拶について掲載しています。あいさつの例も紹介していますので参考にしてください。

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別れ花と釘打ち

 別れ花とは告別式の終了後、棺のふたを開けて最後の対面が行われます。このときに、祭壇に供えられている花を一輪ずつ遺体の周りに入れます。

 釘打ちとは、別れ花の後、棺の蓋を止めることです。喪主から順に2回ずつ石で打つまねをします。故人が無事に冥土に届くようにといった祈りがこめられています。

棺を運び出す

 棺の足の方を先にして運びだします。男性数人で棺を持ち上げてください。先頭は喪主で位牌を持ちます。次に近しい方が遺影を抱えて、その後に棺が運ばれます。

■喪主からの挨拶

 霊柩車の準備が整ったら、出棺前に喪主からの挨拶があります。挨拶にふくめる内容は、会葬のお礼、故人がお世話になったお礼について述べます。「本日は、ご多忙のところ故○○の葬儀にご会葬いただきまことにありがとうございます。そのうえ、最後のお見送りまでしていただき、故人も喜んでいることと存じます。」

位牌と遺影を抱えた方は、喪主のあいさつ中は喪主と並び会葬者に向かって立ちます。

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