妊娠から出産までの手続き

妊娠が分かったら、妊娠届と母子健康手帳、妊婦健診、給付、勤務先の産休・育休を時系列で確認します。2025年4月から妊婦のための支援給付、出生後休業支援給付金、育児時短就業給付金など新しい制度が始まっています。

妊娠届・母子健康手帳・健診

  1. 医療機関で妊娠と出産予定日を確認する
  2. 住所地の市区町村へ妊娠届を提出する
  3. 母子健康手帳と妊婦健診の受診票等を受け取る
  4. 面談で体調、出産場所、支援者、仕事、経済面を相談する
  5. 里帰り出産や転居予定があれば健診助成の取扱いを確認する

妊娠届の様式、医療機関の証明要否、マイナポータル対応は自治体で異なります。

妊婦のための支援給付と出産育児一時金

制度主な内容
妊婦のための支援給付妊婦給付認定後5万円、胎児数の届出後に胎児1人当たり5万円。自治体へ申請。
出産育児一時金公的医療保険から子1人につき原則50万円。直接支払制度等を確認。
出産手当金健康保険の被保険者が出産で休み給与を受けられない等の要件で支給。
高額療養費帝王切開等、保険診療の自己負担が上限を超える場合に確認。

給付元と対象者が異なります。会社員の扶養家族、自営業者、退職後、海外出産では適用条件を保険者へ確認します。

産前産後休業・育児休業

  • 産前休業は本人の請求により出産予定日の6週間前、多胎妊娠は14週間前から
  • 産後8週間は原則就業不可。6週間経過後に本人が請求し医師が認めた業務は例外
  • 育児休業、出生時育児休業、分割取得、夫婦の取得予定を勤務先と確認
  • 育児休業給付、2025年開始の出生後休業支援給付金の要件をハローワーク等で確認
  • 復職後の短時間勤務と育児時短就業給付金を確認

雇用形態や労使協定で対象可否が変わる場合があります。「勤続1年以上なら必ず」「1回しか取れない」と古い条件で判断しません。

出産前に準備する一覧

  • 分娩施設、入院予約、出産費用、直接支払制度
  • 出生届に使う子の名前と届出人
  • 加入させる健康保険と勤務先への連絡
  • 児童手当、子ども医療費助成、自治体独自給付
  • 産後ケア、家事・育児支援、緊急連絡先
  • 出産予定日変更時の勤務先・保険手続き

流産・死産等の場合も確認できる支援

妊婦のための支援給付は、流産・死産等を経験した場合も対象になり得ます。妊娠の事実や胎児数を確認する書類、申請方法を市区町村へ確認してください。心身の負担が大きいときは、医療機関、自治体の相談窓口、勤務先の休暇制度等も利用します。

よくある質問

妊娠届はいつまでに出しますか

全国一律の法定期限ではありませんが、母子健康手帳・健診助成・相談につながるため、医療機関で予定日を確認後早めに自治体へ届けます。

妊婦のための支援給付は自動でもらえますか

自動ではなく、住所地の市区町村で認定申請と胎児数の届出が必要です。面談時期や支払方法を確認してください。

出産育児一時金が費用より多い場合はどうなりますか

直接支払制度等で出産費用が一時金を下回る場合、保険者へ差額支給を申請できることがあります。

マネーライフハックの関連ガイド

手続き、費用、保険、年金、相続など、お金や制度に関わる補足情報を確認できます。

参照・確認先

制度、費用、手続きに関わる内容は変更されることがあります。実際に手続きを進める際は、下記の公式情報や窓口でも最新情報をご確認ください。

最終更新日: 2026-07-30