通夜の準備と流れ|遺族が当日までに確認すること

通夜は、葬儀・告別式の前に遺族や親しい人が故人を偲ぶ場です。現在は夕方から1~2時間程度で行う半通夜が多い一方、通夜を行わない一日葬や火葬式、神式の通夜祭、キリスト教の通夜の集い・前夜式など、形式はさまざまです。

遺族は、宗教者・会場・参列範囲を決めたうえで、訃報、受付、席次、服装、料理、返礼品、挨拶を分担します。地域や宗派による違いがあるため、式次第は宗教者と葬儀社の両方へ確認してください。

通夜準備の要点

  • 日時・会場は火葬場、宗教者、式場の予定をそろえて決めます。
  • 訃報には参列、香典、供花・供物、弔電、弔問の扱いを明記します。
  • 受付・会計は複数人で担当し、香典と芳名情報を照合できるようにします。
  • 料理と返礼品は想定人数、追加方法、数量変更期限、返品条件を確認します。
  • 喪主挨拶は長くせず、参列へのお礼と翌日の案内を中心にします。
  • 宗教形式によって焼香、玉串奉奠、献花などの作法が変わります。

前日までに決めること

項目確認内容
日時・会場開式、受付開始、親族集合、宗教者到着、終了予定、駐車場
参列範囲親族、友人、勤務先、近所のどこまで案内するか
訃報故人名、日時、場所、喪主、連絡先、辞退事項
宗教者宗派・教派、式次第、控室、送迎、食事、お礼
会場祭壇、遺影、供花名札、親族席、一般席、受付、クローク
料理・返礼品想定数、単価、アレルギー、追加・返品、持ち帰り
役割喪主、受付、会計、親族案内、供花確認、荷物管理

訃報を出す前に辞退事項を家族で統一します。家族葬で案内しない人への伝え方は家族葬で呼ばない人への連絡文例を確認してください。

通夜当日の準備

  1. 親族は葬儀社が指定する集合時刻までに会場へ到着します。
  2. 供花名札、席順、弔電、遺影、棺に納める品を確認します。
  3. 受付担当へ芳名帳、筆記具、香典受け、返礼品、案内資料を引き渡します。
  4. 会計担当は香典を保管する場所、記録方法、誰に引き渡すかを確認します。
  5. 宗教者へ喪主が挨拶し、式次第、焼香順、挨拶のタイミングを確認します。
  6. 葬儀社と料理・返礼品の最新数量、追加注文の担当者を確認します。

香典の管理

受付と会計を一人だけに任せず、受け取った香典、芳名帳、香典帳を複数人で照合します。会場を離れるときの保管・運搬方法と、最終的な引渡先を先に決めます。

仏式通夜の一般的な進行例

場面遺族の対応
受付開始参列者を迎え、香典、供花、弔電等を受け付けます。
宗教者入場・開式合掌または黙礼で迎え、静かに着席します。
読経宗派と会場の案内に従います。
焼香喪主、遺族・親族、一般参列者の順が一例です。実際の順序を確認します。
宗教者退場・閉式喪主が参列へのお礼と通夜振る舞い等を案内します。
通夜振る舞い参列者へ席を案内し、故人を偲ぶ時間とします。

時間や順序は宗派・会場・葬儀形式によって変わります。「読経は必ず何分」「焼香は必ずこの順」と固定せず、当日の進行表で確認します。挨拶例は通夜の進行例と喪主挨拶に掲載しています。

宗教形式で変わること

形式通夜に相当する儀式・主な作法
仏式読経、焼香、喪主挨拶など。焼香の回数は宗派で異なります。
神式通夜祭・遷霊祭を行い、玉串奉奠をすることがあります。
キリスト教式教派や教会により通夜の集い、前夜式等を行い、祈り、聖歌・賛美歌、献花などを行います。
無宗教黙とう、献花、音楽、映像、弔辞などを組み合わせます。司会進行を具体的に決めます。

通夜終了後に確認すること

印刷用チェックリスト

よくある質問

通夜は必ず行いますか

一日葬や火葬式など通夜を行わない形式もあります。故人の希望、宗教者、親族、参列機会を考えて決めます。

遺族は何時に会場へ入りますか

開式時刻だけで判断せず、葬儀社が指定する親族集合時刻を確認します。供花、席順、受付の引き継ぎ時間を確保します。

通夜振る舞いは必ず必要ですか

地域、宗教、葬儀形式によって異なります。行う場合は目的、対象者、数量、終了時刻を決めます。

夜通し故人に付き添えますか

式場によって宿泊・夜間滞在・線香やろうそくの使用ルールが異なります。必ず施設へ確認してください。

ヒツジと終活の関連ガイド

葬儀、法要、供養、遺品整理について、さらに具体的な解説を確認できます。

マネーライフハックの関連ガイド

手続き、費用、保険、年金、相続など、お金や制度に関わる補足情報を確認できます。

参照・確認先

制度、費用、手続きに関わる内容は変更されることがあります。実際に手続きを進める際は、下記の公式情報や窓口でも最新情報をご確認ください。

最終更新日: 2026-07-30